読む本の選び方
2011年 04月 17日
本日は晴天なり。
しかし、風が強く、肌寒いです。
こういう日は、ムリして出かけず読書三昧。
読みたい本があり、時間に余裕がある。
至福の時です。
さて、そんな本の選び方。
最近買った本を分類するとどうなるか。
①作家で選ぶ
好きな作家はそれぞれですね。
ワタシにも、新作が出れば必ず買う、好きな作家が何人かいます。
例えば、東野圭吾。
未読のため、感想は割愛。
人情ものだろうが、スポーツ系だろうが、トリック重視だろうが、どんなジャンルのミステリーを描いても、決して大きくはずさない。
彼の良さはこの安心感と安定感ですね。
アベレージが高い。これに尽きます。
海堂尊も必須の作家。
文章表現が好きです。
特にセリフ回しが秀逸。
思わずうなる名言が多いです。
現役医師であるため、豊富な専門知識が盛り込まれすぎて、『学術書?』と思う箇所もあるにはあるが、それを差し引いても、エンタメ度はかなり高い。
『マドンナヴェルデ』は既刊『ジーンワルツ』の視点を変えて描かれています。
『ヴェルデ』を読む前に『ジーン』を読むことをおすすめします。
そして、『ヴェルデ』を読んだら、同じシーンを交互に読み比べてみると面白いです。
同一人物の印象が視線を変えるとこうも違うのか、と思えます。
②シリーズで選ぶ
①にも通じますが、基本的にシリーズものは続けて買います。
アナザーフェイスシリーズ。
警視庁刑事総務課という聞きなれない部署の警察官、大友鉄のシリーズ2作目。
堂場瞬一は、かつての鳴沢了シリーズが彼の最大の出世作と思いますが、このシリーズの方が断然面白い。
大学時代に演劇にのめりこんだ経歴を持つ、妻に先立たれた子持ちの元捜査一課の刑事、大友鉄(イケメン)。
もしドラマ化するのなら、大友鉄には堺雅人をお願いしたい。
登場人物のキャスティングをしながら本を読む。
これも、本を読むひとつの楽しみなのかもしれません。
引き続き、堂場作品。
警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ、6作目。
こちら、高城賢吾も元捜査一課刑事で、現在は失踪課。
総務課の次は失踪課。
失踪課は、文字通り、失踪した人物を捜索する部署。
実在するのかしないのか、定かな部署じゃないですが、最近の堂場瞬一、捜査一課離れが進んでいます。
しかし、これも面白い。
やる気を失った上司。
尊敬する先輩の解せない異動。
何を考えているのかわからない部下たち。
そういった、複雑にからみあう人間関係は、サラリーマン社会の縮図のようです。
堂場瞬一。
以前に比べると、数段読みやすくなってます。
おすすめ。
万能鑑定士Q、凛田莉子シリーズ8作目。
松岡圭祐と言えば、岬美由紀の千里眼シリーズ。
『千里眼』が松岡圭祐事務所の登録商標になっているほど有名なシリーズですが、最近はコレです、Q。
岬美由紀は、防衛大卒の元自衛隊エリートパイロットで、人の心が読め、何ヶ国語も話せ、拳法の達人で超美人。
一方莉子は・・・。
それは読んでのお楽しみ。
しかしひとつ言いましょう。
松岡圭祐、絶対にメンクイです。
③書店で選ぶ
好きな作家やシリーズものは、アマゾン等で新作をチェックして買うことがほとんどですが、それでは読書の幅が狭まりますので、たまには書店で掘り出し物を物色します。
書店が特設している売上ランキングのコーナーや、平積み、本の帯を参考に選びます。
最近は、こんな感じ。
もし気に入れば、その作家の他の作品もさかのぼって読んでみる。
こうして、読書の旅は、永遠に続いていくわけですね。
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